湘南平(低山里山)

明治15(1882)年に設置された一等三角点。日本地図の最初の一歩になった

山行情報

日時:2025/05/19 天候:曇り
ランク:A-A-4:00 参加:23名
山行担当:CL3731 SL1030, 3511, 4003
記録担当:文責:3731 写真:3716, 3731, 4003

コースタイム

大磯駅前9:18…9:37大磯町東小磯698-3脇道分岐…9:43穴虫湿原再生地9:50…10:10赤坂台公園10:15…11:00湘南平11:30…12:25高麗山12:37…12:53大磯町生涯学習館13:00…13:50大磯駅前 歩行時間:3時間33分/休憩時間:59分

コースマップ

記録日:

山行記

今回の湘南平山行のサブタイトルは「マイナールート=何かに出会えるかも」。大磯駅前のカフェの前で、新リーダー指導のストレッチ及び前々日の降雨の影響によるコース変更の説明後、スタート。 

駅北側の道から駅越しの丘の上にエリザベス・サンダース・ホーム澤田美喜/岩崎彌太郎の孫が、第2次大戦後に駐留軍兵士と日本人女性の間に生まれた孤児のために設立した児童養護施設)が見える。 

旧七大財閥の別荘地を感じさせる、高級住宅が並ぶ道を歩いた後、マイナールートへ入る。低い尾根を乗越したところに「穴虫湿地再生地」がある。最近知ったのだが、このあたりのルートは「大いそ道つなげ隊が整備している。 

養鶏場(大磯駅前「地場屋ほっこり」で卵を販売の下の分岐点から、マイナールートに入る。取り付きはちょっとヤブ。踏み跡がはっきりした古いハイキングコースを進み、湘南平をめざす急登でも、歩調は順調。途中での道草タイム中、サブタイトルの「何か」を見つけた参加者もいた。 

湘南平は風が強く、建物の陰で昼食。曇りのため、残念ながら遠くを望むことはできなかった。岡野金次郎(小島烏水とともに日本人で最初に槍ヶ岳に登った登山家)の記念碑前で集合写真撮影。 

浅間山(神奈川県に9カ所ある一等三角点の一つから、広葉樹林の通常のハイキングコースを歩くコースは予定ルートを変更地獄沢に下るマイナールートには入らず、堀切に架けられた橋を渡り北条早雲が築いた砦があったと言われる高麗山(高来神社奥宮)に到着。東天照を経て大磯町生涯学習館へ下山大磯駅にて解散した

CL追記】 

前々日の降雨の影響で、地獄沢へ下るルートを変更せざるを得なかったのは残念だったが、暑さはなく気持ち良い山行だった湘南平は駅から近く、ルートを選ぶとなかなか面白いハイキングコースだ。また、山行前にコース周辺を調べると新たな発見があり、CLを担う楽しみのひとつになっている。 

最後に3名のSLが、何事にも詳しい超ベテラン」「食べられる植物に精通したベテラン」「元気な新任リーダー」の組み合わせ要所要所でその実力を発揮してくださり、円滑で楽しい山行が実施できたことに感謝している。 



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