三国山~法師温泉(山と温泉)
山行情報
日時:2025/06/12 ~ 2025/06/13 天候:晴れランク:A-A-5:00 参加:20名
山行担当:CL3080 SL3000, 2918, 3779
記録担当:文責:3797 写真:3420, 3778, 3779, 4041
コースタイム
1日目
JR越後湯沢駅9:36=三国峠登山口10:20…三国権現御神水10:41…三国峠11:08…12:00三国山12:23…三国峠13:11…国道17号分岐13:55…大般若経塚14:45…15:53法師温泉・長寿館(泊) 歩行時間:3時間54分 休憩時間:1時間39分
2日目
泊地9:32―9:46猿ヶ京(バス乗換)9:48―10:21JR上毛高原駅
※… 徒歩、 = タクシー、 ― バス移動
コースマップ
記録日:2025/06/12山行記
1日目
梅雨入り後、奇跡のように晴れた2日間に、秘湯を訪ねるシリーズの第2弾「三国山~法師温泉」の山行に参加しました。
東京駅20番ホームに集合し、8時03分の「たにがわ403号」に乗車。事前に「ヒル対策をしてきてください」とお知らせをいただいていたので、新幹線の中でスパッツなど装備を整えて下車。越後湯沢駅からタクシーに分乗して、三国峠登山口に到着。
準備体操とヒル除けスプレーをして出発。春ゼミとウグイスの声を聞きながら登っていきます。神社で休憩をしたあと、三国峠に向けての木道の登りがきつくて、美しい新緑や、山つつじの群生に励まされて登りました。
山頂が近づくとさらに傾斜がきつくなり、もう無理~、と思ったところで三国山山頂に到着。お昼休憩のあと、登ってきた道を神社まで下山。神社で、遠足に来てきた小学生たちにパワーを分けていただき、出発。いよいよヒルの危険地帯「旧三国街道」を歩きます。なだらかな登りと小さな渡渉が何度かあり、あちこちにいるヒルに気をつけながら緊張して歩きました。
旧三国街道は、三国峠を越えて、越後と上州を結ぶ古道で、「長岡藩士なだれ遭難の墓」など墓や史跡もあちこちにあり、歴史を感じさせる趣のある道でした。大般若塚で休憩をしたあとは急な下りになり、深く積もった落ち葉で滑らないように注意して歩きました。そしてやっと今日の宿、法師温泉「長寿館」の屋根が見えてきて、15時30分、到着。
宿の方がウエアや登山靴のヒルのチェックをしてくださり、入館。温泉とビールを満喫しました。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- さぁ、出発です
- 天気は大丈夫そう?
- 春ゼミの中
- 鳥居の後ろに三国山
- レンゲツツジ満開
- 気を付けて
- 到着~。お昼だ~
- いよいよ「ヒル」
- 小学生も「ヒル」対策
- ついに出ました!大きい!!
- 法師温泉までもう少し
- 道路に出ます。車に気を付けて!
- さぁ、温泉だ~
- 趣があります
- 鳥瞰図いいね!
2日目
朝早く目が覚めてしまい、温泉に。長寿館には「法師の湯」「長寿の湯」「玉城の湯」の三ヵ所の温泉があり、特に法師の湯は、明治時代に建てられた鹿鳴館風の建物で、JRの前身、国鉄のポスターにも使われました。
温泉の後は庭の散策です。長寿館の敷地はとても広く、建物の前に昨日下ってきた山が見えて、まるで宿の一部のようです。敷地の奥にお散歩コースがあり、「薬師如来堂」「ころり観音」「逢初の滝」などを回りました。朝の新鮮な空気が気持ち良かったです。
朝食の後は記念撮影をして、バスを乗り継いで上毛高原駅に到着。ここで解散となりました。今回は、事前のアナウンスのおかげで、ヒルの被害も最小限にすんで、とても楽しい山行でした。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 歴史を感じさせる木造
- 山の友達
- 懐かしいポスター、昭和です
- 朝から囲炉裏火、大きな鉄瓶
- 法師温泉「長寿館」
- 「不便だけど便利」な山の暮らし、秘湯を守る知恵
- 赤いポストが良く似合う
- 宿の敷地内にも豊かな自然
- 宿の前にバス停があります
- ここからバスを乗り継ぎ上毛高原駅まで
- 敷地が広いんです!
- 参加者のザック並びました