雲取山~三峯神社

雲取山荘前より。日の出前の景色

山行情報

日時:2025/11/01 ~ 2025/11/02 天候:晴れ
ランク:B-B-6:00 参加:14名
山行担当:CL4063 SL3523, 3169
記録担当:文責:3996, 3902 写真:4063, 3169

コースタイム

1日目
奥多摩駅8:35-9:09鴨沢BS9:30…10:16小袖登山口…12:04堂所12:30…13:22七ツ石小屋13:48…14:36ブナ坂14:50…15:20五十人平野営場…15:48小雲取山…16:10雲取山頂避難小屋…16:15雲取山山頂16:30…16:48雲取山荘(泊) 歩行時間:5時間48分/休憩時間:1時間30分/合計:7時間18分
2日目
泊地6:00…6:16大ダワ…7:29白岩山…7:41白岩小屋…9:15お清平…9:52霧藻ヶ峰…10:18炭焼平…11:22妙法ヶ岳…12:42三峯神社BS 歩行時間:6時間15分/休憩時間:0時間27分/合計:6時間42分
※- 公共乗物での移動

コースマップ

記録日:

山行記

1日目

本日は晴れ予報。鴨沢BSの横でストレッチと自己紹介。リーダーの「雲取山初めての人は?」の問いに、参加メンバー全員が元気に手を挙げた。

まず、杉林の中を延々と歩く。緩い傾斜なのにじんわりと足に疲れが溜まる。リーダーの笑顔に励まされ、カツラのいい匂いや目の前を走り抜ける猿にも会った。お昼休憩の堂所はその昔、平将門が鎧兜の銅も置いて休んだ場所だそうな。

広葉樹林が現れてくると、パッと目の前が黄色く染まり、道が明るくなった。黄色に赤い紅葉も混じり、カラマツの黄金色の向こうに雪を被った富士山が見えた。富士山に元気をもらって、一歩一歩進む。

七ツ石小屋で休憩し、ブナ坂に出ると鹿が待っていた。ダンシングツリーの前では、みんなでダンシングポーズで記念撮影。ヨモギノ頭は巻き、小雲取山への急登は一番辛かった。

ようやく雲取山の避難小屋が見えてきて、ついに雲取山登頂!山梨側と東京都の山頂で記念撮影し、急坂を下りて、無事、雲取山荘到着。みんなで歩いたから、この長い道のりを歩き切ることができたと思う。リーダーの皆様、ありがとうございました。(文責:3996)



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2日目

二日目は早朝6時の出発。空がしらじらと明け始めるころから、雲取山荘の玄関前広場でそれぞれ準備を始めました。朝の挨拶とストレッチ体操を終え出発。標高1,800mの山荘の周囲には、幾重にも連なる山々の景色が広がり、「本当にきれいだなあ」と思いました。クマザサの道を歩き始めて間もなく、進行方向右手に朝日がみるみるうちに輝きを増し完全に昇る様子に、しばしみんなで立ち止まり見入りました。

その後は、大ダワ・前白岩山・お清平・霧藻ヶ峰休憩所・秩父宮様レリーフ前・地蔵峠・炭焼平・妙法ヶ岳分岐・三峰神社の奥の院を経て、三峰神社本宮への下山でした。

いくつかのアップダウンの繰り返しは、足元が木の根や岩がごろごろで気が抜けず大変でしたが、下るにつれて落葉が深まり、周囲の木々や遠くの山々の紅葉が進んでいて、その美しさを十分に味わうことができました。この山行に参加させていただき、感謝いたします。(文責:3902)

【CL追記】

今回は比較的登山初心者、登山経験の浅い方を主体に募集したB山行であったが、累積標高は登り2,300mを超え、距離も約23㎞とB山行としては若干きつめのコースである。なだらかで歩きやすいが、長い登りと山頂直前での急登、足にずっしりとくる登りがいのある山だ。しかしながら頑張って登れば、東京都の最高峰で日本百名山の一つを越え、縦走する楽しみ、小屋泊の経験等、登山の経験値がアップする山行だと思う。

今回初CLの山行ながら、SLおよび参加者の協力により、全員が晴天かつ紅葉の中を三峯神社まで歩き通せたことを非常に喜ばしく思った。



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