斑尾湿原・火打山(ゆっくり)
山行情報
日時:2025/07/24 ~ 2025/07/26 天候:晴れランク:B-B-7:30 参加:12名
山行担当:CL3637 SL3304, 3129
記録担当:文責:4112, 4110, 4015 写真:3637, 3304, 3578
コースタイム
1日目
飯山駅10:40≡11:20赤池...12:29沼の原湿原13:00…13:20湿原周回…13:56希望湖15:00≡15:15ペンションピュア(泊) 歩行時間:2時間23分/休憩時間:56分
2日目
泊地5:50≡7:10笹ヶ峰登山口7:25…8:35黒沢橋…10:43富士見平分岐…11:40高谷池ヒュッテ12:44…13:11天狗の庭…14:01ライチョウ平…14:49火打山15:14…15:48ライチョウ平…16:32天狗の庭…16:53高谷池ヒュッテ(泊) 歩行時間:7時間46分/休憩時間:1時間42分
3日目
泊地7:00…7:56富士見平分岐…9:37黒沢橋9:54…10:48笹ヶ峰登山口11:30 ≡13:40飯山駅 歩行時間:3時間31分/休憩時間:17分
※≡宿の送迎車で移動
コースマップ
記録日:2025/07/24記録日:2025/07/25~2025/07/26
山行記
1日目
10時30分、JR飯山駅集合。山行の始まりです。参加者は1人キャンセル、総勢12人になりました。飯山駅には今日宿泊するペンションピュアさんが迎えに来ていただいており、2台の車に分乗して赤池に向かいました。
赤池に到着。体操の後、湿原に向けて出発。当初予定の東トレイルコースは、熊が前日に出没したため、予定を変更して赤池から沼の原湿原へ。その後、湿原の駐車場近辺の木陰で昼食をとりました。昼食後は、沼の原湿原の周回コースを歩きました。涼しさを期待していたのですが、とても暑く、横浜と変わらない印象でしたが、時折優しく吹き抜けるそよ風に高原に来た実感をもちました。月並みですが、青い空、夏の雲、湿原を通り抜ける風、高山植物を愛でながら周回コースを堪能しました。
沼の原湿原からは希望湖に向かいました。暑さの中、小さなアップダウンを繰り返し、希望湖に到着しました。希望湖には私たち以外、誰もいませんでした。希望湖周回トレイルにはCL他5名の女性が参加しましたが、そのほかの方は静かな湖畔を眺めながらまったりした時間を小一時間ほど過ごしました。希望湖は、東山魁夷の静映という絵画のロケ地ということですが、その静謐の世界を垣間見ることができたような気がしました。
周回コースを終えたメンバーと合流後、宿の車で今日の宿泊地に向かいました。到着後、9名が「まだらおの湯」に行きました。18時から夕食でしたが、豪華な食事に感激しました。美味な食事にビールや五一ワインを嗜む人が多く、エネルギーチャージをして明日への期待と英気を養いました。(文責:4112)
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- 赤池を出発
- チダケサシ
- 沼の原湿原の看板
- カキツバタ
- 沼の原湿原を歩く
- ちょっと一休み
- ドクゼリ
- 希望湖にて
- 今日の宿・ペンションピュア
- おいしい夕食
2日目
ペンションのテラスから朝日を眺め、バランスの良い朝食をしっかりといただき、冷凍した飲み物をザックに詰めた。笹ヶ峰登山口まで1時間あまり、オーナー夫婦に車で送っていただく。昨日、熊情報にドキドキしたので、駐車場に多くの車があることに安心する。
協力金を納めて、火打山登山開始。深いブナ林の中を木道が続く。途中、草刈り作業の方に2回お会いする。足元は快適だし、登山文化への支援に励まされる。初心者の私にとっては、本格的な小屋泊登山は今回が初めて。低山里山以上の体験となる「ザ・登山」の長い一日だった。
さすが百名山。進むにつれ、なかなかの距離と斜度、岩もゴロゴロ。涼しげな沢も橋もあり、楽しくもキツい行程。木々で日差しは遮られるとはいえ、とても暑い。こまめな水分補給を心がける。昼ごろに高谷池ヒュッテへ。やっと着いた山小屋は、三角屋根のかわいらしいログハウス風。目の前に広がる美しい湿原の先、遠くの火打山の姿にワクワクする。
昼食とチェックインを済ませ、不要な荷物を置き、改めてここから山頂をめざす。ここから先に進んでみて、火打山が人気であることを改めて理解した。湿原、多種な山野草、一面の花畑、見渡す限り連なるアルプスの山々、青い空に雲海。緑の中の白い塊、雪渓の近くで感じる冷気。私が登山で憧れていたものを一気にクリア。天狗の庭のワタスゲの景色に、改めて登山者だけの特権を感じる。
高山だが気温は高く日差しも強く、バテ気味になりつつ、17時前に無事戻る。リーダーが天候やメンバーの体力面を考え、時間やコースを何度も検討し、ペース配分してくれたおかげである。雨にも雷にも遭わないのはここでは珍しいそう。本当にありがたい。
ヒュッテでは水が出ないが、トイレも部屋も掃除が行き届き快適。ルーから手作りのカレーはもちろんおかわり。初山小屋泊記念に、Tシャツと手拭いももちろんゲット。自分の気力、体力に余裕が少なく、夕日、星空、朝日を観る余裕がなかったのが心残り。登山の体力、技術を上げたいと思う。だが、湿原の景色を独り占めしたかのような、翌早朝のテラスでのハンモックは、しっとりとした冷気に包まれて気持ち良かった。(文責:4110)
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- 宿からの朝焼け
- 笹ヶ峰の登山口。さあ出発
- 火打山をめざして
- 黒沢橋で
- 十二曲りの終わり
- 高谷池と火打山をバックに
- 高谷池ヒュッテをバックに
- クルマユリ
- ハクサンコザクラ
- チングルマ
- 火打山を望む
- 雪渓が残るライチョウ平
- みんな頑張ったね!
- ワタスゲのお花畑で
- ヒュッテの名物夕食
3日目
高谷池ヒュッテで目覚めたのは、4時30分。バルコニーに出てみると、東の山並みがほんのりとピンク色に染まり始めている。空気がひんやりしている。ハンモックに腰かけしばらくの間、朝焼けに照らされる山々を見つめた。雨かもしれないという天気予報を覆し、好天になりそう。今日も素晴らしい1日になりそうな予感がする。
食堂で朝食をいただき5時出発。薄もやに包まれていた池塘や湿原ともお別れだ。ヒュッテから笹ヶ峰登山口までの標高差は、およそ800m。高い標高から徐々に標高を下げていくと、湿気とともに気温も上昇していった。
十二曲がりの前に現れる大きな岩場が要注意ポイントだった。そこを慎重に下れば、あとは比較的整備された歩きやすい登山道。全員無事に笹ヶ峰登山口に到着。新潟の山は初めて登ったので「また他の山にも登ってみたい」と、思うのだった。(文責:4015)
【CL追記】
当初、前年計画に準じて斑尾湿原は、沼の原湿原周回としたが、7月初めに下見した際、花がほとんどなかったため、東トレイルから沼の原周回を含む希望湖までのトレイルにコース変更した。しかしながら、実施日の3日前に東トレイルのルート上で熊4頭の目撃情報があり、急遽沼の原湿原までは赤沼から歩くルートとした。火打山でも登山者から熊の目撃情報があったが、幸いクマと出会うことはなかった。
3日間とも天候に恵まれたが、暑くてこの時期の登りは大変だった。1日目に宿からまだらおの湯へ、3日目の帰路途中で杉野沢苗名の湯で入浴。飯山駅から赤沼、希望湖からペンション、ペンションから笹ヶ峰登山口、笹ヶ峰登山口から飯山駅までは、ペンションオーナー夫婦に送迎をしてもらった。
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- 朝もやのテント場
- 火打山のお花
- 高谷池ヒュッテを望む
- ヒュッテの名物Tシャツ
- あとひとふんばり
- 登山口に到着。やったー