奥只見恋ノ岐川
山行情報
日時:2025/09/05 ~ 2025/09/08 天候:晴れ時々曇りランク:D-D-8:00 参加:5名
山行担当:CL3632 SL3418
記録担当:文責:3687, 3668 写真:3632, 3420, 3418
コースタイム
1日目:移動日
2日目
恋ノ岐川入渓点7:50…9:55清水沢出合10:05…15:30オホコ沢出合(泊)
3日目
泊地6:20…11:10大ナメ滝11:25…11:30脱渓点…12:00登山道(池ノ岳手前)12:30…16:50鷹ノ巣登山口
4日目:移動日
コースマップ
記録日:2025/09/05~2025/09/08山行記
2日目
前泊して台風による増水を心配しながらの入渓。渓相はいたって緩やかで明るい。ゴルジュあり、釜のへつりあり、ドボンあり、趣の異なる幾つもの小滝、二段三段の連爆に深い釜などなど、数えきれないほど現れては突破していく。釜にかかるヌメヌメの丸太を、腰が引けながら渡る。「ダイジョウブ、ドボンするだけだから」と応援してもらうが、呼吸も浅くなる。
清水沢出合いをすぎてからは渓相が変わり、陽に照らされキラキラ光る美しいナメが現れ、口元を緩めながらも丁寧に足を運んでいく。
オホコ沢出合い付近にて渓中泊。なんと驚くことに泊地には「薪」が整然と用意されていた、これは助かる! 早速、ツェルトやフライを張り、衣類を乾かし、準備した。月光と焚火に照らされながらT氏の歌に始まり、O氏が持参した「○○」で心に残る宴となった。(文責:3687)
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 車道の脇から5mほど下りて入渓
- 穏やかに見えるが釜は深そう
- 左岸にフィックスロープあり
- ヌメヌメの岩に注意
- へつって行けるか?
- 次の足の一歩が怖い。足元は茶色くヌメッている
- 釜は深い。滑らないように慎重に
- さて、どう行こうか。登れる滝が連続する
- 大きな丸太がうまいこと架かっている
- 清水沢出合、広々としている
- 清水沢をすぎるとナメ滝の連続
- 高巻きのあと懸垂で下りる。懸垂ポイントがあった
- 2回目の懸垂下降。藪を掻き分けて下りる
- 小滝でもヌメリが酷いと躊躇せずに巻く方が早い
- 今夜の泊地で焚火にあたり暖を取る
3日目
オホコ沢出合で幕営。狭い場所だったが、快適だ。
オホコ沢以降は、水量も少なくなり沢幅も狭く、深い淵をもった小滝が続く。滝を巻いた場合、足元が不安定で、ササを掴んでの腕力勝負となり苦労した。最後の大ナメ滝を越え、登山道が沢に最も近い所を、SLが調べておいてくれたので、少しの藪漕ぎで池ノ岳手前の登山道に出られた。
平ヶ岳まで往復との案もあったが、長い下降もあるため次回とした。平ヶ岳登山口に着いた時は、バテバテで体力の限界。沢も長ければ、登山道の下降も長い山だった。(文責:3668)
写真をクリックするとスライドショーになります。
- オホコ沢をすぎると沢は細くなり小滝が続く
- 歩きやすい沢が続く
- ヌメヌメの丸太を足掛かりにへつる
- 右岸、左岸、どちらでも
- 釜は深い、足元はヌメッている、笹をしっかり掴んで慎重に
- 終盤の40m大ナメ滝下部
- 大ナメ滝が見えてきた!
- 大ナメ滝上部は15mくらい。左岸を登っていく
- 大ナメ滝落ち口の上から。最後ヌメッているので油断できない
- 大ナメ滝をすぎるとさらに沢は細くなる
- 登山道に出た!
- 後ろの山頂はパスして下山しようとなった
- 果てしなく長く続く下山路
- ザレた下りも地下足袋でスイスイ
- ようやく無事に下山