白山(ゆっくり・バス)
山行情報
日時:2025/07/26 ~ 2025/07/29 天候:全日晴ランク:B-B-6:00 参加:13名
山行担当:CL3731 SL2997, 3523
記録担当:文責:3731, 3798, 3826, 3891 写真:3523, 3731, 3891, 4067, 4073, 4154
コースタイム
1日目
海老名駅旧ダイエー前7:20=15:15白峰温泉(泊) バス移動時間:7時間55分
2日目
泊地6:40=7:15別当出合7:45…8:35中飯場8:55…10:00別当覗10:10…10:45甚之助避難小屋(昼食)11:30…13:25黒ボコ岩13:40…14:18白山室堂(泊) 歩行時間:5時間03分/休憩時間:1時間03分/バス移動時間:35分
3日目
泊地7:30…8:35御前峰8:50…10:05中宮道分岐…10:30大汝峰前衛峰…10:50中宮道分岐…11:15山頂池巡りコース分岐(昼食)11:30…12:15白山室堂12:25…12:45平瀬道・展望歩道分岐12:50…13:05白山室堂(泊) 歩行時間:4時間35分/休憩時間:1時間
4日目
泊地4:30…4:50平瀬道・展望歩道分岐5:00…5:15白山室堂5:30…6:00黒ボコ岩(朝食・弁当)6:20…7:35甚之助避難小屋7:50…8:30別当覗…9:30中飯場9:45…10:30別当出合10:45=12:00勝山天然温泉「水芭蕉」(入浴・昼食)13:30=20:50海老名駅旧ダイエー前 歩行時間:4時間35分/休憩時間:1時間20分/バス移動時間:10時間05分(うち入浴:1時間30分)
※=貸し切りバス移動
コースマップ
記録日:2025/07/27~2025/07/29山行記
1日目
集合時間より早く全員集合。7時20分にバスは出発した。第二東名は土曜日にも関わらず渋滞はなかったが、里山の中をひたすら走り、景色に変化がなくて退屈だった。途中、休憩のサービスエリアで昼食及び行動食の買い出しをした。
東海北陸自動車道の白鳥インターを降り、山間部の国道を行く。158号線は、道路崩落で一週間前に開通したばかり。最後の休憩場所の道の駅「九頭竜」は、鉄道駅「九頭竜湖(JR越美北線の終着駅)」と併存、恐竜の化石が発見される地域にあり、動く恐竜親子の模型のお出迎えを受けた。バスは順調に走り、予定より早く白峰温泉民宿に到着できた。
7月9日に民宿の目の前に熊が出没。女将さん曰く「熊は日常だからね(^_^)」。 (文責:3731)
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- 九頭竜ダムはロックフィル式。建設入札にまつわる汚職談合疑惑は、石川達三の小説「金環蝕」の元になった
- 道の駅「九頭竜」で最後の休憩。あと2時間バスにゆられます
- 恐竜親子のお迎え。模型は10分ごとに動きます
- 併設の越美北線「九頭竜湖駅」時刻表。1日5本この駅から発車します
- 福井への鉄路はここから始まる
- 宿は、17年前まで営業していたスキー場ゲレンデの下にある。7/9近所に熊出没
2日目
白山登山は別当出合からスタートし、砂防新道を通って白山室堂をめざした。吊り橋を渡ると樹林帯の中、九十九折の傾斜がきつい箇所もある山道を登って行った。
1時間ほど歩くと「中飯場」に到着。最初の休憩・水場として利用した。そこからさらに登り、1時間50分ほどで「甚之助避難小屋」に到着。小屋ではトイレが利用でき、給水も可能。腰を下ろしてご飯を食べ、人によっては横になってこれから先の登りに備えた。
「甚之助避難小屋」を過ぎると高山植物が目立つようになり、ハクサンフウロ、ニッコウキスゲ、ミヤマキンバイ、クルマユリなどが見られた。南竜道分岐を過ぎると山の景色が楽しめ、「黒ボコ岩」を越えると広々とした阿弥陀ヶ原が広がった。ハクサンコザクラ、クロユリ、チングルマなど可憐な花が咲き、白山最高峰・御前峰に近づき、白山室堂の建物も見えた。
山小屋到着後は、ボランティア案内による室堂平の自然解説に参加して高山植物について学ぶことができた。 (文責:3798)
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- ここから白山に入ります
- 吊り橋渡って登山開始。全員元気!
- 中反場の水場・トイレ。今年の豪雪の影響で7月22日に復旧したばかり
- 強い陽射しの中、汗をかきかきエッチラオッチラ登ります😃💦
- ハクサンフウロ
- キヌガサソウ
- ミヤマキンポウゲ
- 標高2,100m付近に構築された土石流防止堤の文化遺産。今も年に10cm程度地滑りが続いているようで、下山時監視カメラを設置に行く作業員の一団とすれ違った。今回登った砂防新道の名前の由来に繋がるようだ
- カラマツソウ
- ノビネチドリ
- ヨツバシオガマ
- ニッコウキスゲ
- ミヤマダイコンソウ
- クルマユリ
- 雪渓が見えてきた❗今年は大きい‼️
- 今日の泊地、白山室堂に到着
- 白山室堂のそばでクロユリに会えました
3日目
4時、山頂で御来光を迎えるため、神職が太鼓を打ち鳴らす。今日も快晴。室堂にある白山比咩神社奥宮祈祷殿から見る、白山の最高峰の御前峰が美しい。
朝食後、神社の鳥居の前で一礼して、御前峰への登山を開始する。頂上まで標高差250m。整備された石段や岩の登山道を、高山植物の写真を撮りながら登る。山頂には、とても立派な奥宮の祠があり、白山は日本三霊山の一つといわれていることを納得した。
360度の景観!天気が良いので山頂標識を入れ、素晴らしい写真が撮れた。頂上直下のザレた道を下り、お花畑の沢山の花を楽しみながら、お池巡りをする。大汝峰を中腹まで登り、景観を堪能し下山する。五色池で昼食をとり、室堂まで帰る。
「白山は花の百名山」に選ばれているだけあり、高山植物の種類が豊富で、特に「ハクサン」を冠する植物が20種類以上自生している。
昨日同様、15時と16時にはビジターセンター主催の植物観察会があり、丁寧な説明を受けた。白山の花の代表格であるクロユリは、雌花と雄花があり、一枚の葉から成長し、一つの花が咲くまで6年から8年かかるとのこと。改めて、高山植物の大切さを痛感した。
偶然にも、安城市の神社から、祈祷された餅の餅まきがあり、紅白のお餅をお土産にできた。 (文責:3826)
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- 御来光を見るために御前峰へと続く列
- 爽やかな朝です。白山は富士山、立山と並ぶ日本三大霊山。白山比咩神社は全国に2,700社余りある白山神社の総本山。ここはその奥宮
- 御前峰への途中。白山室堂が見える
- まずはイワギキョウ
- 雲海の向こうに北アルプスの峰々が連なっている
- 白山主峰の御前峰から北側の火口湖を臨む。右が剣ヶ峰。これからガレ場を下り、まだ雪がのった火口湖を巡ります
- 白山はいくつかの峰の集まった山体。御前峰はその中の主峰
- 池(火口湖)の縁の残雪の上を少し歩く
- 大汝峰の前衛。右側にガレた斜面を下ってくるメンバーが見える
- 雪がのった五色池の畔で大汝峰を眺めながら昼食
- ナナカマド
- チングルマの花。果実が稚児車(チングルマ)の由来
- ハクサンコザクラ
- 雪渓の下でパシャ
- 餅まきがが始まります。下から人が背負ってきたそうです
4日目
4時30分。平瀬道を20分ほど歩き、日の出を待った。雪渓から立ち昇る霧の幻想的な様子も見られ、稜線からの日の出が今日一日の始まりを感じさせてくれた。
5時30分、白山室堂を出発。昨夜の雨で登山道が滑りやすいところもあり、注意しながら歩く。黒ボコ岩で山小屋で用意してもらったお弁当を食べ、元気いっぱいで歩みを進める。途中、追い越しやすれ違いが多かったが、登りの時にはまだ開いていなかったニッコウキスゲが見ごろを迎え、綺麗に咲き誇った白山の花たちに見送られながら、甚之助避難小屋と中飯場で休憩を取り、別当出合まで下山。
勝山の温泉「水芭蕉」に立ち寄り、3日ぶりのお風呂を満喫し昼食後、バスで帰路・海老名へ。
登山中は、雨に降られず4日間ともお天気に恵まれ、想定以上の花たちに出逢え、最高の山行だった。 CL、SL、ご一緒できた皆さま、ありがとうございました。 (文責:3891)
【CL追記】
今回はリーダー以外の参加者(10名)にも、ルート確認・庶務(小屋弁当手配・配布)・会計・山行記を一人一役で事前に依頼した。その効果の一つとして、ルート確認担当の男性参加者が、2日目の甚之助避難小屋~白山室堂で予定していた展望歩道ルートを含めた詳細な残雪状況をネットで調査報告してくださった。結果、残雪のない砂防新道にルートを変更した。
また、3日目については、「白山南行LT(山行記掲載)」の参加者から、「お花松原ルートは途中のビルバオ雪渓が残雪多く急斜面のため、アイゼン必携」のメール連絡。白山室堂ビジターセンター情報でも「お花松原のクロユリはまだ雪の下」。結果、予定していたお花松原ルートを変更し、白山室堂周辺のお池巡りコースを中心に散策した。
花の種類も多く満開、お花松原まで行かずとも花を堪能できた。追加した大汝峰は、ガレ場が「ゆっくり」には難しいとのSLの判断により、途中引き返した。変更ルートには、慎重な選定が必要と感じた。4日目の下山は出発を早めたが、スレ違いが多く時間を要した。白山山中の3日間快晴で御前峰からはダイナミックな白山火山群、北アルプス、日本海を望むことができた。ただ、2日目の強い陽射しでCLバテ気味だった。
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- 日の出前、雪渓からモヤが立ちのぼる
- 御来光
- 下山開始
- 黒ボコ岩で弁当朝食
- 黒ボコ岩は砂防新道と観光新道の分岐点。下山も砂防新道で下ります
- 夜半の雨で敷き詰められた石が滑る。慎重にゆっくり下ります
- オオハナウド。だいぶ下ってきました
- 最後まで青空でした
- スレ違いが多く時間を要したが、ようやく吊り橋が見えてきた。あと少し、早出して良かった
- ウバユリ
- 別当出合の吊り橋に帰ってきました。全員元気!
- 白山は活火山。そのため、登山届けは石川県危機対策課に提出しました