奥多摩丹波川本流~一之瀬川本流
山行情報
日時:2025/08/23 天候:晴れランク:D-D-9:00 参加:6名
山行担当:CL3632 SL3634
記録担当:文責:3846 写真:3846
コースタイム
三条橋9:53…10:05最初の淵…10:25犬戻り…10:30坊主淵…10:50手取淵…11:40洞木滝…12:35丸山入道淵…13:50脱渓…14:15駐車場 歩行時間:3時間21分/休憩時間:58分
コースマップ
記録日:2025/08/23山行記
6時30分、海老名駅ターミナル。2台の車に3人ずつ分乗して出発。めざすは奥多摩湖のさらに奥となる県道411号線、丹波村山にある尾崎行雄水源踏査記念碑の駐車場。2時間40分の道のり。
分乗した1台を脱渓点近くの道路わきの空き地に駐車し、戻って合流。沢装備を装着して9時50分、三条橋下から入渓。下界の気温は34℃前後なのに、このエリアは28℃くらいと快適。服装は薄手のラッシュガードとその上に3mmのネオプレーンの長袖、靴はラバーソール。
10時5分、 最初の淵。深く緩い流れのゴルジュ。少し泳いだりしてリラックス。ここは首までつかり、左の壁をへつって遡上。その後も、流れが速く水量の多い場所をスクラム渡渉などで遡上する。
10時25分、犬戻り。波が泡立って勢いが増した幅1.5m距離7mほどの場所。圧倒的な水流・水圧を横目に、左側の岩場を伝って進む。
10時30分、ほどなくして坊主淵。深くなだらかな流れの淵の上流は、波が泡立って勢いのある場所。前半の淵は首までつかって右側の岩壁をへつり、後半は岩伝いに越える。
10時45分、川幅1.5mから泡立ち激しく流れ落ちる下流にある淵。ここも水流水圧ともに厳しく、左側の岩壁を伝って前進する。
10時50分、続く手取淵は下流域が深くなだらかな流れで、その上流が幅1.5mほどに狭まって勢いを増す30mほどの長い淵で核心部らしい。ここはSLがロープを結び泳いでリードし、その先を右側の岩壁に沿って25mほどまで遡上するも、上流域の流れが強く突破は難しいと判断。戻って、右側を大きく高巻いて前進。
11時40分、洞木滝。滝つぼは不気味に深く、流れもあって、ここは右側の岩伝いに巻いてクリアする。その後も小滝や胸付近までの水深の流れを超えて、12時の昼休憩。
12時35分、水流穏やかに見える深い淵が10mほど続く丸山入道淵。ロープをセットし平泳ぎを試みるも、押し戻されるためクロールに代えて7mほど遡上。左の岩壁方向に押され進まなくなったところで、流心を横切って右側に移ると流れが穏やかとなって、なんとか突破することができた。ここからは肩がらみでロープを繰り出し、二番手以降を引き上げ、その後も水深のある本流を遡行。
13時15分、水量豊富で泡立つ滝を横目に左壁を巻く。その先は3mほどの懸垂下降。その後も流心をガンガンせめて遡上し、13時50分には一ノ瀬川本流出合いまで到達。その先にある花魁淵まで行きたかったが、時間切れとなって、少し戻った地点から旧道へと這い上がって、今回の沢山行は終了。初めての泳ぎ沢、楽しく良い経験ができた。
【CL追記】
今回の沢山行は、海老名から現地までの道のりが遠いことが一つのネックではあったものの、入渓・脱渓は駐車した場所まで数分という好立地。沢については、非常に水量が多く流れも速くて、泳ぎとヘツリを練習するには最適な場所と思われるが、平泳ぎでの突破は難しく、へつりや岩壁を伝う場合、油断して落下すると泡立つ激流に巻き込まれる少し危険でエキサイティングな沢であった。
スタート時間が遅かったため、タイトルの二つ目にある一ノ瀬川本流には、出合いまでしかたどり着くことができなかった。猛暑の季節に再チャレンジしたいと心に思う。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- 入渓地点へ下る
- 10:05入渓してすぐ泳ぎがある
- 早い流れ、スクラム渡渉
- 10:25犬戻り。手前の淵を5mほど泳いで川幅1.5mと狭まった激流は巻いて突破。
- 10:30坊主淵。深くゆったりとした流れ
- ここも泳いで通過
- 激しい流れの連続、右を巻く
- 10:50手取淵、泳いでたどり着くその先は泡立つ流速の激しい場所
- 水量が多く苦労する
- 懸垂下降で下りる
- 今日の到達地点はここまで。皆で記念撮影
https://youtube.com/shorts/xXP_v16YBGk













