灼熱の荒島岳!

小荒島岳から見る前荒島、中荒島、荒島岳

山行情報

日時:2025/07/21 天候:晴れ
ランク:B-C-7:10 参加:4名
山行担当:CL3847 SL3950
記録担当:文責:3847 写真:3950, 3824, 3418, 3847

コースタイム

中出コース登山口6:00…8:20シャクナゲ平…8:26佐開分岐…8:42もちが壁…8:59前荒島…9:04中荒島…9:12荒島岳9:32…9:38中荒島…9:45前荒島…9:56もちが壁…10:27シャクナゲ平…10:40小荒島岳分岐…10:43小荒島岳…12:08中出コース登山口
歩行時間:5時間23分/休憩時間:45分/合計:6時間08分

コースマップ

記録日:2025/07/21

山行記

前日、白川郷~白山~別山縦走を終えた松任駅から電車で福井駅へ移動後、レンタカーで大野市へ。宿泊先の荒島旅舎(ホステル)にギリギリの19時40分、チェックイン。早速、紹介いただいた「亀平」で反省会&夕食。人気店のようだが、運よく席が空いていた。料理も美味しく、何より対応が早い。縦走の疲れも癒され、お腹も満たされホステルに戻り、シャワーを浴び早々に就寝する。

翌朝、宿から車で20分ほどの中出コース登山口に向かう。荒島岳の登山ルートは4つある。今回は、深田久弥が登った小荒島岳を通過するやや長いコース。観光ガイドではコースタイム6時間20分。YAMAPでは7時間10分。この差が気になるが、今日のミッションは遅くとも14時までに下山すること。

序盤は、砂利の林道。見上げると、雲一つない青空。しばらくすると杉林になり、そしてブナの原生林の登山道となる。全体としてはなだらかで歩きやすい。途中の小荒島岳は帰りに登ることにしてスルー。シャクナゲ平で一般的な勝原(かどはら)コースと合流し、小休止する。

ここから一旦下って登り返していくと、登山道の様相ががらりと変わる。鎖や梯子が連続する急な登りが現れる。もちが壁、という核心部だ。段差の高い階段もあり、登りごたえのある登山道が続く。同時に、下山者とのすれ違いも多くなる。登り優先を知らないかのように強引に下ってくる登山者に躊躇して、なかなか登っていけない先行者の方が。たまりかねて、“登り優先ですよ!ちょっと待ってください!”と、思わず叫んでしまう。

急登を登りきると、標高1,400mの、笹原の前荒島に到着。打って変わって視界が開け、強い日差しがガンガン当たる。まさに灼熱地獄!笹原の中を中荒島へ真直ぐ伸びている急登が見える。途中、足を止めると登れなくなりそうで、一緒に登っているメンバーを残しザレザレの急登を一気に登り、汗だらだらで荒島岳山頂に到着する。少し遅れて登ってきたメンバーとハイタッチ!もっと楽に登れるはずだったが…。

山頂からの展望は素晴らしい。遠く、直前に登った白山、別山の雄姿も見える。笹原の山頂には木陰があるわけもなく、日差しをガンガン浴び続ける。20分ほどの休憩で、眺望を存分に堪能したのち下山開始。相変わらず物凄い暑さだ! 

シャクナゲ平からは、いくらか暑さを凌げるようになる。途中、登りでスルーした小荒島岳に立ち寄る。前荒島、中荒島、荒島岳が並んで見えるベストポイントだ。深田久弥がこのコースを選んだのが頷ける。これで、白川郷の三方岩山から始まった長い山行で予定していたすべてのピークをクリア。

いきなり目標が無くなり、消化試合のように登山道をただただ、黙々と歩く。スギの林道を過ぎ、遮るものがない砂利道へ。頭上からは強い日差し、下からは焼けた石や砂利からの熱気を浴び、滝のように汗が流れる。一刻も早くこの状況から脱したいという気持ちから、歩くペースが上がる。駐車場にある車が見えた瞬間、思わず“着いた~!”と声を上げる。ようやく下山完了だ。時刻は12時08分。所要時間6時間8分(YAMAPのコースタイムは長すぎるようだ)。時間以上にタフな山行だった。これが、低山夏山の厳しさか! 

結果的には、余裕を持ってミッションクリア。予定を変更して、日帰り温泉「あっ宝んど」へ。汗を洗い流しさっぱりしたのち、レンタカーで福井駅まで戻る。駅前ロータリーで恐竜に挨拶したのち、福井市観光物産館にある福福茶屋で、お楽しみの反省会。福井名物の油あげやソースカツなどを美味しくいただき、夏の北陸の山々を存分に堪能した山行を締めくくった。



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