葛西海浜公園(野鳥観察)
山行情報
日時:2025/10/21 天候:曇りランク:S-S-5:00 参加:6名
山行担当:CL3483 SL3409
記録担当:文責:2997 写真:4145
コースタイム
葛西臨海公園8:50…9:00鳥類園下の池(汽水地)…10:40ウォッチングセンター…11:00鳥類園上の池(淡水地)…12:30西なぎさ…14:00葛西臨海公園
山行記
10月21日、この秋初めての寒気が入って来た中、9時に葛西臨海公園駅に6名が集合。ここは、2018年に東京都で初めてラムサール条約に登録された場所である。
汽水池の下の池から観察を開始。観察窓がいくつもあり。その窓から見るとさまざまな野鳥が観察できた。その後、旧江戸川べりに出ると、前方に巨大な鳥の群れが現れた。その数は数百羽を超えるスケール、よく見ると正体はカワウである。今まで見たことのない大群であった。
ここから淡水池である上の池を経て、葛西渚橋を渡り西なぎさへ向かう。ここでは砂浜が一面に広がり、カモメ類を中心に観察を続けた。道中少し雨がパラついたが、なんとか降られずに済んだ。しかし次第に風が強まり、寒さも増してきたので早めに切り上げることにした。
今回観察できた野鳥はダイサギ、ヨシゴイなどのサギ類、イソシギ、チュウシャクサギなどのシギ類、ミヤコドリ、ユリカモメなどのカモメ類、ハシビロガモ、カルガモなどのカモ類やオオバン、カイツブリ、オナガなど全部で27種類におよび、大収穫の一日であった。
【CL追記】
JR京葉線駅前に広がる「葛西臨海公園」に平成6年、鳥類園ゾーンがオープン。下の池(汽水池)、上の池(淡水池)、ウォッチングセンターが整備されている。その先の海に面する「葛西海浜公園」は人工の2つの砂浜からなり、ダイナミックな野鳥観察場所となっている。野鳥観察は初心者から楽しめ、広大な敷地は「歩き」も十分楽しめる。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- オナガ。下の池の観察舎を巡る遊歩道で、オナガの群れが飛び回るのを発見
- カワウの大群。旧江戸川下流でディズニーランド護岸に向かい一斉に移動。エサの魚を追い込む知恵とのこと
- モズが梢で…。下の池からウォッチングセンターに向かう遊歩道で
- 下の池(汽水池)。ウォッチングセンターからの全景
- トビ。ウォッチングセンターの上空。エサをかかえてどこに向かう?
- アオサギ、カルガモ、カワウ。上の池(淡水池)の水辺のひと時
- ヨシゴイ。上の池(淡水池)のヨシ原で周囲の風景に溶け込んで擬態をする。日本で一番小さいサギ
- マガモのつがい?左がオスで右がメス?上の池にて
- カモメ、ウミネコの混群。西なぎさの干潟にて
- ダイサギが魚ゲット!その後仲間が横取りしようとチョッカイを出し、結局逃がしてしまうことに。西なぎさにて
- ミヤコドリ。「名にし負はばいざ言問はむ…」/在原業平。西なぎさにて
- 西なぎさから東なぎさ方面を探鳥
- ダイゼン。大型チドリ。東なぎさにて
- イソシギ。西なぎさにて
- チュウシャクシギ。東なぎさにて
















