縞枯山~白駒池~中山峠~渋の湯(雪山)

逆光の中、白駒荘から高見石小屋に向かいます

山行情報

日時:2026/02/01 ~ 2026/02/02 天候:曇り/快晴
ランク:C-C-4:30 参加:17名
山行担当:CL3205 SL3060, 3169, 3253, 3271, 3561
記録担当:文責:4041, 4242 写真:3205

コースタイム

1日目
北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅10:45…11:50縞枯山(昼食)12:10…12:50茶臼山…13:40麦草峠13:50…14:30白駒荘(泊) 計:3時間15分
2日目
泊地7:20…8:00高見石小屋…9:20中山展望台…10:00 黒百合ヒュッテ(昼食、休憩)10:50…12:30 渋の湯 計:4時間15分

コースマップ

記録日:2026/02/01~2026/02/02

山行記

1日目

あずさ1号の車窓から、雪を被った八ヶ岳、甲斐駒がくっきり見えて、ワクワク感が高まります。茅野駅からタクシーに分乗して、北八ヶ岳ロープウェイ山麓駅へ移動。ロープウェイで山頂駅まで登ります。山頂駅の目の前が坪庭で、真っ白な雪原と綺麗な空が広がっていました。沢山のスキー客を避けて、アイゼンとスパッツを装着し、防寒対策を整えて出発です。

トレースはしっかりとついているものの、道を外すと膝くらいまですっぽりと埋まってしまいます。先頭を交代しながら、トレースから外れないように進みます。ほどなくして縞枯山荘の前を通過し、雨池峠の分岐に到着。ここから縞枯山山頂をめざして、樹林帯の急斜面を登ります。

ここでCLから、雪山でのアイゼンを使用した際の、疲れにくい安定した歩き方のレクチャーを受けました。「 靴底全体を雪面に設置させて歩くのが、基本の歩き方です。急坂では、爪先を時計の針(10時、2時)に開いて調整しましょう」とのこと。爪先の方向を意識しながら、急登を登りました。

山頂の少し先の展望台からは、南八ヶ岳や南アルプスを一望でき、見事な絶景を楽しみましたが、肌を刺す寒風が吹き付け、体感温度は一気に冷え込みました(寒かった!)。 次のピークの茶臼山を越え、大石峠から麦草峠に下り、麦草ヒュッテを経て、宿泊地白駒荘へ。途中、樹林帯の中、見事なスノーモンスターに感激し、雪の積もった枝をストックで振り払うと、ダイヤモンドダスト(氷の結晶の乱反射)が輝き、綺麗でした。

白駒荘に到着後は各自、自由行動です。白駒池全体が薄く雪に覆われて凍結しており、登山靴だけで凍った湖面を自由に散策できました。真っ白な池の真ん中から、雪に覆われた湖岸を眺めたり、遠く夕日を眺めることができ、貴重な体験ができました。

火事で焼失した後に再建された白駒荘は、綺麗で、暖かい部屋とお風呂に入ることもできました。オーナーから「どぶろく」も頂戴し、美味しい食事、楽しい宴会、お酒…。まるで街中の旅館に泊まりに来たような快適さでした。久しぶりに、雪山の魅力と楽しさを、思う存分に味わえた1日目でした。(文責:4041)



写真をクリックするとスライドショーになります。

2日目

白駒荘で、地元の野菜をふんだんに使った温かい朝食をいただき、7時に出発しました。アイゼンの装着に戸惑う場面もありましたが、周囲の方々に教わりながら、安全を確認して行動を開始しました。最初の休憩地の高見石小屋から少し歩くと、樹林帯の中に2日目で最も長い登り坂が始まり、ゆっくりとしたペースで歩いても息が切れるほどでした。

長い登りが終わったら、中山展望台に出ました。展望台では風が非常に強く、舞い上がった雪が雪煙となり、厳しい寒さを感じました。しかしその反面、真っ青な空の下、浅間山、北横岳、蓼科山、さらに遠く北アルプスまで見渡すことができ、その景色は大きな達成感とともに強く印象に残りました。

その後、少し下った先の見晴らし台では、西天狗岳と東天狗岳をはっきりと望むことができました。中山峠を経て、黒百合ヒュッテの室内で昼食休憩をとり、ココアで冷えた身体を温めることができました。渋の湯までは雪山を楽しみながら下山しました。

10月に入会したばかりの新参者である私を、この山行の一員として選んでいただけたことが何より嬉しく、経験豊富な方々の中で多くを学べた、忘れられない2日間となりました。(文責:4242)

【CL追記】

1名の事前キャンセルが出たが、17人の過去最大の人数での山行ながら、皆の足が揃い、非常に快適な山行であった。天気にも恵まれ、参加者にも雪山を堪能いただけたと期待する。



写真をクリックするとスライドショーになります。