瑞牆山・金峰山
山行情報
日時:2026/01/31 ~ 2026/02/01 天候:晴れランク:D-C-6:00 参加:6名
山行担当:CL 3224 SL3405
記録担当:文責:3920, 3977 写真: 3405, 3224, 3785
コースタイム
1日目
瑞牆山荘9:45…10:37富士見平小屋11:18…11:48桃太郎岩…12:59大ヤスリ岩…13:24瑞牆山13:40…14:02大ヤスリ岩…14:58桃太郎岩…15:30富士見平小屋(泊) 歩行時間:4時間7分/休憩時間:1時間36分/合計:5時間43分
2日目
泊地6:06… 7:02大日小屋…7:52小川山分岐8:04…10:07金峰山10:18…11:42小川山分岐…12:28大日小屋…13:09富士見平小屋13:50…14:24瑞牆山荘 歩行時間:6時間43分/休憩時間:0時間52分/合計:7時間35分
山行記
1日目
今回のメンバーを見ると、私以外は皆ベテラン。不安と緊張の中、当日を迎えた。韮崎駅からジャンボタクシーで瑞牆山荘へ。
快晴の空とは裏腹に、いつもとは違う緊張感とともに歩き出す。50分の登りで、富士見平小屋に到着。手早くテントを設営し、身軽になって瑞牆山頂をめざす。雪は無く、アイゼンもチェーンスパイクも不要。しかし、ガチガチの雪山靴での岩稜歩きは、足への負担が大きく、1歩1歩がこたえる。
山頂は360度の大パノラマ!真っ青な空に吸い込まれるような絶景に疲れも吹き飛ぶが、やはり寒さには勝てない。早々に下山を開始した。テントに帰着後は、各自静かに個食を済ませ、19時に眠りにつく。(文責:3920)
写真をクリックするとスライドショーになります。
- これから向かう瑞牆山
- 雪は全くありません
- 瑞牆山頂手前のハイステップ
- 山頂にタッチ
- 瑞牆山山頂からの富士山。仲間が雪山教室で頑張ってるかな
- 八ヶ岳方面を望む
- 雪と岩がミックスした山頂は、危険で長居できない
- 絶景の瑞牆山頂
- アイスバーンと岩のミックスを、アイゼン無しで慎重に下山
2日目
私たちのテントは朝4時30分に起床し、お湯を沸かして各々で食事をとった。就寝中、シュラフの間に置いていた水容器は、装備を整えてテントを出るころには凍り始めていた。寒いんだなあ。外はまだ暗い。
6時、トイレ前に集合し、ヘッデンを頼りに乾ききった石ころ道を進んでいった。やがて東南の空が赤く染まり、稜線上に富士山のシルエットがくっきりと浮かび上がった。思わず「おお!」と歓声が上がる。上り道が下りに変わり、下りきったあたりで小休止。下の樹林の中に大日小屋が見えた。1人があそこのトイレにはドアがないんだと教えてくれた。泊まれるのかなあ??
このあたりから、周囲に雪がちらちらと現れてきた。岩場があり、鎖を頼りにまた進む。ほどなく大日岩が見えてきた。中途半端に付いた雪で滑りそうだ。再び鎖を掴みながら登る。
この後、比較的緩い道を進んで行く。次第に傾斜があがり、突然樹林帯が切れた。砂払ノ頭だ。一気に視界が開け、奥秩父、南アルプス、八ヶ岳が望めた。白い雲がゆるやかに流れている。ここからはまあ雪山といってよいだろう。徐々に風も出てきたが、最初は微風。千代ノ吹上あたりから、ほっぺたを刺すような冷たさに変わった。
五丈岩を過ぎ、遂に金峰山の頂点に立った。真っ青な空と明るい日差し、360度の美しい山々。周囲は一面の雪山世界だ。それまでの土と岩を歩くしかなかった恨めしさが吹き飛び、来てよかったと思う。「登頂したぞ!」と心の中で確認し、五丈岩まで戻って、風を避けながら昼食。その後、下山を開始した。
この後はひたすら来た道を戻った。テント場に近い最後の下りでは、靴に踏まれた平べったい小石たちが「カラッ、カラッ」とかすかな音を立てていた。ここまで乾燥しているとは!!
テントを撤収し、荷造りを終えたザックを背負い、再び歩き出す。最後の下りは傾斜もそれなりにあり、分厚い落葉の絨毯が地面の凸凹を隠しているので、足元に気を付けながら歩く。土ぼこりが舞う。
瑞牆山荘前には、すでにジャンボタクシーが待機していた。車の後部に荷を預け、座席に座ると気持ちも軽くなった。韮崎までの車中で足を休めた。みんなで駅そばを食べてから帰路についた。
今年の冬は何とも異常だ。この時期なら瑞牆山荘前からあるはずの雪がない。岩や石ころだらけの道を冬靴で歩くのは何とも辛く、足へのダメージが大きかった。でももう1度、金峰・瑞牆に行けてよかったと思う。企画してくださったCL、SL、そしてご一緒したみなさまに、心から感謝だ。(文責:3977)
【CL追記】
年明けから何度となく山行記録をチェックしていたが、瑞牆山・金峰山ともに雪が少なそうだった。ただ、いつ雪が降るかわからないため、常に雪がある前提で準備を進めていた。
予想以上に雪が少なく、参加の皆さんは少しがっかりしてしまったかもしれないが、両日とも晴天に恵まれ、頂上からの景色はやっぱり最高だった。特に金峰山の稜線は、マイナス10℃の気温の上に、風速10メートルを超えていた。ある意味、リアルな冬山を経験できたのではないかと思う。テント場も、豊富な水場と清潔なトイレを無料で解放してくださり感謝しかない。ありがとう瑞牆・金峰。これからも安全に登れる雪山を見つけて歩いていきたい。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- ツルツルのアイスバーン
- 爆風で雪のない金峰山
- 山頂からの八ヶ岳方面。ゆっくり眺めていられない爆風
- 金峰山の象徴、五丈岩
- マイナス10℃、13mの風速に耐えて立つ五丈岩
- 名残惜しいがこれから下山
- 金峰山より昨日登った瑞牆山を望む。随分低く見える
- 下りの鎖場、アイゼンを効かせて慎重に下る
- 危うい足元を慎重に下る
- 豊富な水場と清潔なトイレで快適な富士見平のテン場




















