紅葉の昇仙峡~白砂山~羅漢寺山
山行情報
日時:2025/11/06 天候:晴ランク:B-A-5:00 参加:14名
山行担当:CL3561 SL2941, 3452, 2997
記録担当:文責:4134 写真:3561, 2941, 3522, 3863, 3550, 4050
コースタイム
甲府駅8:40=9:00天神森駐車場9:10…10:20太刀の抜き岩10:30…10:50白山展望台11:00…11:30白砂山1153…12:10パノラマ台12:30…12:52羅漢寺山13:04…13:15パノラマ台駅13:30=13:35仙娥滝駅13:45…13:53仙娥滝14:00…14:30県営駐車場=甲府駅15:00 歩行時間:3時間18分/休憩時間:1時間22分/合計:4時間40分
※=タクシー移動
コースマップ
記録日:山行記
甲府駅に8時30分に集合した14名で、タクシーに分乗。登山口のフェンスを開いていざ!朝の雨がうそのように青空が広がる。登山道はふっかふかで心地良い。静かな森林帯に突然現れた奇岩は、歌川広重が描いたと言われ、歴史を感じる。広い森林は美しく、ロマンチックだ。落ち葉に赤や黄色も混じり、自然と歩みが進む。「写真撮りたかったら止まるので言ってねぇ」と、天使の声に笑みがこぼれる。
脇道に逸れてしばらくすると、「ワー!」と1班の歓声が聞こえる。期待が膨らみ、早歩きになる。白山展望台だ!真っ白な世界が目に飛び込む。夢のような美しさが広がっている。すくむ足で進むと、憧れの山々。南アルプスも見える。初めて見る真っ白な天空のビーチに、青空と白い雲が映える。
興奮さめやらぬまま歩みを進めると、切り立つ巨岩「太刀の抜き岩」が見える。何と戦っているのか、修行者を護っているのか、天を突くようにそそり立っている。ドキドキした胸を優しい登山道が癒してくれ、白砂山へと向かう。再び美しい白の世界が広がる。山頂からは甲府盆地も見渡せる。対岸には、ドーンとした存在感の羅漢寺山(弥三郎岳)が白く輝いている。
パノラマ台でお昼休憩して、羅漢寺山へ向かう。鎖、はしごで球体の巨岩をよじ登る、這い上がる。富士山も見え隠れして、テンションも上がる。一段とスケールの大きな白砂の絶景。美しい曲線の砂の斜面は、ザラザラしていて思うより滑らず歩き易い。山頂は360°の大パノラマ!素晴らしい絶景に呼吸も忘れる。白い岩に映る自分の影さえも愛おしい。
ロープウェイで下山して、駐車場までプチ観光。見上げれば青空、天狗岩や覚円峰などの美しい渓谷、鮮やかな紅葉と水量豊富な仙娥滝。
風も無く穏やかで少し汗ばむ陽気の中、花崗岩と風化した白い砂が創り出す幻想的な美しさに魅了された。休憩時にいただいた「かりんとう」やチョコも嬉しかった。始終和やかな雰囲気の山行だった。
小さな声で自己紹介してから丸1年。この年齢で始めてもと思っていたが、人生の景色も変わる1年だった。CL、SLの皆様、感動を共にして下さった皆様、ありがとうございました。
【CL追記】
白い砂の山と言えば日向山が有名ですが、昇仙峡の裏山?のこの白砂山もまさに「天空のビーチ」です。山を登り景色が開けると、突然現れる白いビーチ、その先には巨岩・奇岩がまるで山水画のようにそびえていました。天気にも恵まれ楽しい山行となりました。
写真をクリックするとスライドショーになります。
- ふかふかした道を歩き始める
- 景色が開けたと思ったらまさに「天空のビーチ」。あれに見えるは茅ヶ岳
- 仙娥滝。水量がすごい
- 素晴らしい紅葉
- 奇岩にチャレンジ
- 渓谷美と紅葉
- 青空に白い砂山が映える白砂山
- 本当にビーチのように真っ白









