黒斑山(雪山)

黒斑山山頂からガトーショコラを望む

山行情報

日時:2026/02/22 天候:晴れ
ランク:C-C-4:00 参加:19名
山行担当:CL3169 SL3534, 3859, 3722
記録担当:文責:4033 写真:3169, 3534

コースタイム

高峰高原ビジターセンター10:00…11:15トーミの頭…11:35黒斑山(昼食)11:55…12:25蛇骨岳…13:05黒斑山…13:20トーミの頭…13:35槍ヶ鞘…14:20車坂山…14:30車坂峠 歩行時間:3時間40分 / 休憩時間:0時間50分 / 合計:4時間30分

コースマップ

記録日:2026/02/22

山行記

ガトーショコラとはフランス語で、焼いたチョコレートケーキのこと。山行サブタイトルは「ガトーショコラに会えるかな」。グルメ山行なのか?

佐久平駅からバスで1時間弱、高峰高原ビジターセンターに降りた瞬間、「今日は絶好の登山日和」を確信した。2月とは思えぬ暖かさに、ミドルレイヤーは早々にザックの中へ。多くの登山者で賑わう登山口で、アイゼンを装着して身支度を整える。総勢19人で10時に登山開始。

最初はなだらかな樹林帯。「サクッ、サクッ」と雪を噛むアイゼンの音だけが、静かな森に心地よく響く。傾斜はさほどキツくないのに、じわじわと脚にくるのは、アイゼンの重さか、はたまた冬のトレーニング不足の報いか。

11時過ぎ、トーミの頭に到着。目の前には、黒々とした山肌にうっすらと雪をまとった浅間山。その姿こそ、まるで粉砂糖をふりかけたガトーショコラ。山腹から上部にかけて、冷え固まった溶岩が織りなす荒々しい姿。雪に包まれることで、どこか甘やかで、静謐な美しさをたたえていた。

さらに30分歩き、今日のピーク黒斑山(2,404m)に到着、ランチを食べる。噴火警戒レベル2で火口周辺への立ち入りが規制されている浅間山は、真っ青な空を背景に、白い粉雪をまとう円錐形の姿を、黒斑山から見るのが一番美しい。

トーミの頭から黒斑山、そして蛇骨岳までは、浅間山の外輪山らしく穏やかな稜線歩きが続く。12時過ぎに蛇骨岳に着くと、北側の展望が一気に開ける。手前には四阿山、奥には真っ白な苗場山。冬の澄んだ空気が、遠くの山々の輪郭をくっきりと浮かび上がらせていた。

帰りはトーミの頭から分岐し、車坂山コースへ。こちらの方が展望は良く、下山ルートに向いている。途中で小休止すると、雪面にはウサギの足跡だけでなく、少し大きめのキツネかタヌキの足跡。空には「ギャーギャー」と鳴きながら舞うホシガラスの姿も。見上げた西側の奥には、鹿島槍と五竜岳の後立山連峰が、その威容を静かに誇っていた。

全員がかなり早い足取りで、14時半に下山できた。バスまで1時間の余裕もあり、高峰高原ホテルの温泉で汗を流し、地ビールで乾杯。ロビーからは南側の展望が開け、右手に八ヶ岳、正面には金峰山と瑞牆山、その奥はうっすらと富士山まで。風もなく、空は澄み渡り、雪は締まり、景色は絶景。「ガトーショコラ」に会うために、最高の山行を企画してくれたCLとSLに感謝の1日だった。

【CL追記】 

急登の樹林帯を抜けた先に雲ひとつない青空、目の前に現れた雪をまとった浅間山、圧倒的な存在感。何度来ても感動を与えてくれます。「ガトーショコラ」に会いに今年は多くの仲間と行ってきました。雪山装備をしっかり整えれば、初心者でも日帰り雪山を楽しめる山です。眺望もよく、遠くの山々の絶景も楽しむことができました。



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